第2回やまと桜井たんぼラグビー🌾
2025年7月27日(日)、炎天下の奈良県桜井市で開催された「第2回やまと桜井たんぼラグビー」に参加してまいりました!
会場となったのは、緑が広がる農村地の休耕田。 田んぼを特設グラウンドに変えて行われるこのイベントは、まさに“泥”と“笑顔”にあふれた一日でした。
この日も晴天に恵まれ、気温は35℃近く。照りつける太陽のもと、時折吹き抜ける風が何よりのご褒美。田んぼラグビーは通常田植え前か稲刈り後に開催されますが、ここは休耕田を利用しているのでいつでも開催できます。
全15チームが集まり、熱戦を繰り広げました。私たち「お笑いたんぼラグビー道場(OTRD)」チームも、満を持して出場。 メンバーは私を含めた奈良高専関係者6名に加え、あきひささんと、あきひささんの職場から集まった若手メンバーたち。 総勢11名で結成された即席ながらも熱い気持ちを持ったチームです。
実は、ほぼ全員がラグビー未経験(もちろんたんぼラクビーも未経験)。第1試合は開始早々から相手のスピードと連携に圧倒され、結果は0-10。たんぼラグビーの洗礼を全身で浴びた形となりました。しかし、試合後には若手メンバーが自然と集まり、「どうしたら点が取れるのか」「動き方を変えてみよう」と自主的に戦術会議が始まり、自主練が始まる展開に。
そして迎えた第2試合、後半についに…念願の初トライを奪取!
惜しくも敗れはしましたが、この一歩でチームの雰囲気は一変。泥まみれの姿で「勝ちたいです!」という声が自然と湧き上がり、まるでドラマ『スクールウォーズ』のような展開に、泣き虫コーチ(=私)はすでに心が震えておりました。
第3試合前には、田んぼラグビーあるある事件も発生。メンバーの一人が試合中に靴を紛失!
全員で田んぼの中を探し回りました。残念ながら見つかりませんでしたが、そんなハプニングも、さらにチームの絆を深めてくれました。
そして迎えた第3試合。なんと10-8でチーム初勝利!
みんなでハイタッチをして喜んだあの瞬間は、今も忘れられません。 試合を重ねるごとに成長していく仲間たちの姿に、感動と誇りを感じるばかりです。
ラストの第4試合は、前半リードを許しながらも、後半に粘りの攻防を展開し、最終スコアは8-8のドローでノーサイド。 最後まであきらめず走り抜いた仲間たちに、心から拍手を送りました。
「めちゃめちゃ楽しかった!」「また来年も出たいです!」という声があちこちから。
この一言で、報われた気がします。感極まって思わず涙ぐむ自分を泥で隠していました(笑)。
試合終了後は、用意されたシャワーや川で泥を洗い流し、スッキリ爽快。 参加賞としていただいた三輪そうめんと入浴剤も嬉しいお土産となりました。
田んぼラグビーは全国各地でそれぞれの特色を持って開催されていますが、この「やまと桜井たんぼラグビー」もまた、ホスピタリティの高さが際立っていました。運営の皆さまの丁寧な準備と進行、参加者への温かい配慮――どれをとっても素晴らしく、心から楽しめるイベントですので、皆さまにもお勧めします。運営の皆さま、ありがとうございました!せめてタープは持って行った方が良いというのは学びです。
私の地元・奈良でこんな素敵なイベントに参加できたこと、そして最高の仲間たちと汗と泥にまみれて走れたことに感謝します。引率していただいた直江先生にも感謝です。また来年も、ぜひ参加したい!そう思わせてくれる一日でした。